ドラマ

【半沢直樹2/続編】原作ネタバレあらすじと結末までを解説!『ロスジェネの逆襲』では企業買収の裏側を暴く

2020年にTBS系列で日曜劇場でドラマ『半沢直樹2』が放送開始します。

2013年に放送されたドラマ『半沢直樹』の待望の続編となります。

今回のドラマの原作は、以下の2作品であると公式に発表されています。

ドラマ『半沢直樹2』原作小説

「ロスジェネの逆襲」(2012年発売)
「銀翼のイカロス」(2014年発売)

今回は、半沢直樹2の原作の前編である「ロスジェネの逆襲」のネタバレあらすじと結末についてまとめました。

※本記事はネタバレや結末の解説を含みます!

前回までのあらすじ

東京中央銀行の大和田常務の不正を暴いた半沢は部長への昇格が噂されていた。

しかし、予想に反して頭取の中野渡から東京セントラル証券への出向を命じられる。

一方、大和田常務は出向ではなく降格人事に留まったのだった。

【半沢直樹2/続編】原作の登場人物と会社

登場する会社

東京中央銀行
世界第3位のメガバンク。東京セントラル証券を子会社に持つ。

東京セントラル証券
東京中央銀行の子会社で、半沢直樹の出向先。

電脳雑技団
平山一正が経営する会社。

東京スパイラル
電脳雑技団に買収されようとしている会社。

登場人物

半沢直樹
・2か月前に東京中央銀行から東京セントラル証券に出向させられた本作の主人公
・東京セントラル証券の営業企画部長
・かつては東京中央銀行の本部第二営業部の次長だった。

平山一正
・電脳雑技団の社長
・東京スパイラルの買収案件を東京セントラル証券に持ってくるが途中から東京中央銀行に鞍替えする。

諸田祥一
・東京セントラル証券営業企画部で半沢の部下。銀行からの出向組
・銀行に買収情報をリークした裏切り者。

森山雅弘
・東京セントラル証券の営業企画部。半沢の部下でプロパー社員。
・東京スパイラルの瀬名とは中学高校の同級生。その縁で半沢とともに東京スパイラルのアドバイザーになる。

三木重行
・東京セントラル証券の営業部で諸田の部下。銀行からの出向組。
・諸田が買収情報を銀行にリークしたことを知る。その口止め料として銀行に復帰させてもらう。

伊佐山泰二
・東京中央銀行の証券営業部長。今回の買収案件で半沢が戦う男。
・半沢とは企画部時代に激しくやり合った間柄。

瀬名洋介
・東京スパイラル社長。
・IT業界では知らぬ者がいない敏腕経営者

プロパー社員とは

銀行からの出向者ではなく元々東京セントラル証券にいた社員のこと

【半沢直樹2/続編】前編のあらすじまとめ

 

前編のネタバレあらすじまとめ

電脳雑技団の平山社長は東京スパイラルを買収することを望んでいた。

そこで平山社長は、半沢の出向先である東京セントラル証券に、買収のアドバイザーになってほしいと持ちかけた。

しかし、東京セントラル証券の社員の諸田が、親会社である東京中央銀行に情報をリークし、この買収案件を横取りされてしまう。

半沢は東京中央銀行の買収計画を見破り、東京スパイラルの買収防衛アドバイザーに就くことになった。

そして東京セントラル証券と、その親会社の東京中央銀行の全面対決に発展する。

半沢の戦略により、買収防衛はなんとか上手くいった。

しかしそこから、東京中央銀行は資本力にものを言わせ500億円の追加融資という力技で無理やり買収しようとする。

その間、半沢はそもそも電脳雑技団がなぜ東京スパイラルを買収しなければならないのかを調べていた。

すると、電脳雑技団が粉飾決算を行っており、それを闇に葬るための買収だったと知る。

しかし、東京中央銀行は電脳雑技団の買収の目的(粉飾決算)に気づいていなかった。

半沢は買収を阻止するため、500億円の追加融資を決める東京中央銀行の会議に乗り込み、粉飾決算の事実を伝えた。

そして、見事に東京スパイラルの買収阻止に成功する。

今回の功績が認められて、半沢は東京中央銀行の営業第二部第一グループ次長に返り咲くことになった。

【半沢直樹2/続編】前編の原作ネタバレあらすじと結末

椅子取りゲーム

ある日、半沢の出向先である東京中央銀行の子会社「東京セントラル証券」に電脳雑技団の平山夫妻が訪ねてくる。電脳雑技団とは平山が35歳の時に起業したベンチャー企業で、IT分野では有名な会社だ。平山は東京セントラル証券に、東京スパイラルを買収するためのアドバイザーになって欲しいと持ち掛ける。東京スパイラルは電脳雑技団と並ぶIT業界の雄であるため、スパイラル側が容易に買収を受け入れるとは考えられず、敵対買収になることが予見される。東京セントラル証券は大型買収のノウハウは無く、半沢はこの買収に難色をしめすが、部下の諸田はこの契約で見込まれる多額の手数料を得るチャンスを逃すまいと自らの部下らで編成したアドバイザーチームにスキームを練らせる。

スキームとは

ビジネス用語で計画書のこと

元々電脳雑技団の担当であった森山はチームから外されてしまう。そして、諸田の部下である三木をリーダーとしたアドバイザーチームは買収スキームを練るが一向にまとまらず、対応の遅さに痺れを切らした平山から一方的に契約破棄を突き付けられる。そしてあろうことか親会社である東京中央銀行と新たに契約を結んだのだった。それはつまり親会社が子会社の案件を横取りした、そして東京セントラル証券の内部情報をリークした裏切り者がいることを示してた。
森山達プロパー社員たちは怒りをあらわにする。

半沢は「この借りは必ず返す。やられたら、倍返しだ」と宣言する。

奇襲攻撃

電脳雑技団のアドバイザーは東京中央銀行証券部の伊佐山という男が担当になる。銀行からの電脳への中国進出資金の支援実績や今後の運転資金支援をちらつかせて証券との契約解除を迫ったのは他ならぬこの伊佐山だ。伊佐山達アドバイザーチームが提案したスキームは、市場外取引で一気に3割近い東京スパイラル株を買い占めるというまさかの奇襲攻撃といえるものだった。
一方、裏では三木が東京中央銀行に呼び戻されるという不可解な人事が行われていた。

ホワイトナイト

電脳からの買収攻勢を受けて東京スパイラルの瀬名社長は徹底抗戦の構えを記者会見で発表する。
名瀬が対抗措置を考えていると大洋証券から買収対抗策を提案される。その内容は電脳がいくら買い進めても、決して過半数を取れない新規株を発行してそれをホワイトナイトとしてフォックス(パソコン販売の企業)に買ってもらうというものだった。瀬名はその提案を受ける。

舞台裏の道化師たち

森山と瀬名は中学高校と同級生で親友だったが、瀬名が親の都合で学校を辞めてから没交渉になっていた。記者会見で久しぶりに瀬名を見た森山は懐かしくなり電話をかけ後日飲みに行く約束をする。そこで森山は瀬名に今回の買収の件について相談される。現在フォックスの業績は順調とは言い難く、とてもホワイトナイトとして敵対買収を防衛する余裕があるとは思えなかった。
森山は後日そのことについて半沢に相談すると、大洋証券の防衛策は違法の可能性があり、最悪の場合上場廃止になるリスクがあることを指摘される。
この買収には何か裏があるとにらんだ半沢と森山は、調査を進めていくうちに東京中央銀行、電脳雑技団、フォックス、大洋証券は繋がっており、全て伊佐山達の買収スキームであることが発覚する。
さらに半沢と森山は三木を呼び出し、情報を銀行にリークしたのは諸田であることを聞き出す。諸田はリークを手土産に東京中央銀行証券営業部に復帰することになる。
半沢と森山は瀬名に東京中央銀行の狙いを説明し力になりたいと申し出る。
瀬名は半沢と森山を信じて、ともに戦うことを決意する。

コンゲーム

半沢と森山と瀬名は大洋証券を呼び出し今回のことを問い詰めます。最初はシラを切る太陽証券でしたが裏で銀行と繋がっているという内部告発情報を突き付けられて観念して洗いざらい白状します。
実はフォックスの財務内容は相当に傷んでおり、自らの力では再建は難しいほどでした。そこで東京スパイラルを買収し、さらに電脳雑技団に買収されることによって会社を存続させようという計画でした。しかし、財務情報がリークされフォックスの株価が暴落し、フォックスをホワイトナイトにすることが出来なくなります。こうして東京中央銀行のスキームは崩壊し、伊佐山達は公開買い付けをするしかなくなります。
一方、半沢陣営は防衛策としてフォックスを逆買収することを発表します。

電脳人間の憂鬱

東京セントラル証券の岡社長と半沢は、東京中央銀行の三笠副頭取に呼び出される。東京スパイラルのアドバイザーから手を引くように圧力をかけられるが、半沢はこれを一蹴。こちらは一歩も引く気はないと銀行に対して宣戦布告をする。
半沢と瀬名はフォックスの郷田社長に買収を受け入れるように説得をするが、瀬名を騙していたことを謝罪しつつ、先に声をかけてもらったのは電脳であるためこの提案を1度拒否する。しかし電脳の平山社長は東京スパイラルを買収できないフォックスに価値は無いと、買収の約束を無かったことにされる。困り果てた郷田は瀬名の買収の提案を受け入れることにする。

ガチンコ対決

半沢たちがフォックスを買収する理由は、フォックスの子会社コペルニクスにあった。学生がやっている小さな会社だが東京スパイラルのノウハウをもって支援すれば飛躍し、アメリカ市場進出への足掛かりになると踏んでいた。
東京銀行陣営は東京スパイラルの株価が下がるのを待っていたが世間は敏腕経営者である瀬名に期待してなかなか株価は下がらない。
そんな中突然東京スパイラルの株価が急上昇する。半沢は週刊紙記者にわざと事業計画をリークしたことによるものだった。その内容は東京スパイラルとコペルニクスが協力して全米最大の通販サイトを作るという、ともすれば絵空事のようなものだったが、世界最大のソフト会社マイクロデバイスからの3億ドルの出資・提携が強力な裏付けとなっていた。半沢の作戦は成功します。これに焦った銀行側は買い付け価格の引き上げに走る。

伏兵の一撃

伊佐山は東京スパイラル買収に必要な500億円の追加融資を承認してもらうために根回しを始める。これだけ世間の注目を集めている買収案件なので東京中央銀行としてはメンツを保つためにも負けるわけにはいかない。
一方で半沢は何故電脳が最初に東京セントラル証券に依頼に来た理由を調べる。そして電脳の子会社である電脳電設について調べ、そこで電脳に隠された秘密を知る。

結末|ロスジェネの逆襲

伊佐山は取締役会で追加支援500億円の必要性についてアピールする。
過半数以上の役員が賛成する中、営業第二部長の内藤が半沢を会議室に招き入れる。
そこで半沢は電脳に隠された秘密を暴露する。
実は電脳はゼネラル産業と共謀して、子会社の営業譲渡という形で資金を還流させ、売り上げとして計上していた、つまりは粉飾を行っていたのだった。
この粉飾を業績が好調な東京スパイラルを買収することでうやむやにすることが電脳平山の本当の狙いだった。
中野渡頭取は、不正を見抜けなかったのは証券営業部の失態とし、電脳への追加支援は見送りとなった。
三笠副頭取と伊佐山は今回のことの責任を取らせられる形で電脳への出向を命じられる。
そして半沢は功績を認められ、営業第二部次長に返り咲くこととなった。