今回は、2020年4月13日放送のドラマ『SUITS シーズン2』第1話のネタバレあらすじと視聴率についてまとめてみました。
目次
【SUITS2】1話ネタバレあらすじ
甲斐は大輔を呼び戻す
テレビでは東京地検特捜部が大手法律事務所へ向かうニュースが流れていた。
一方、幸村・上杉法律事務所ではスタッフ総出で資料を段ボールに入れて運び出していた。
同じ頃、甲斐正午(織田裕二)は、ミズナ(加藤ミリヤ)率いるBrandburyというグループの全米進出に対する契約に立ち会っていた。
契約相手のアトランティスミュージックグループとの契約同意書にサインを求められるミズナだったが、条件が約束とは違っていたので甲斐はサインを断った。
すると、アトランティスミュージック側は、小型カメラで撮られた写真とミズナの弟が振り込み詐欺に関わっていると報じた記事をネタに、ミズナを脅して不利な契約にサインをさせようとした。
甲斐はミズナにサインをするように促し、その後、甲斐たちは記者会見の場へと向かった。
その頃、ボストンにいるはずのアソシエイト・鈴木大輔(中島裕翔)が東京駅にいた。
記者会見場では、甲斐が先ほどの契約の場でミズナが脅されている様子をモニターに流した。
甲斐は、胸のポケットに入れたボールペンに小型カメラを仕込んで契約の様子を撮影していたのだった。
アトランティスミュージックはこのような脅しで有利な契約を結ぶことを繰り返していた。
そのことを、公表する甲斐の元に大輔から連絡が入る。
そして大輔から甲斐に、アトランティスミュージックに存在する脅しのマニュアルの内容が伝えられた。
同時に甲斐は記者会見の場で全てを発表した。
甲斐は全てを見越していて、大輔にボストンでアトランティスミュージック潜入の指示を出し、内部資料を手に入れていた。
実は、東京地検特捜部が捜査していたのは、アトランティスミュージックの顧問弁護士の事務所だった。
その頃、幸村・上杉法律事務所では、新しいオフィスへの引っ越しが完了していた。
そして、新オフィスへ甲斐と合流した大輔の2人は、戻って行った。
大輔が担当する盗作事件
甲斐の指示により、リハビリ案件として、大輔は大手出版社に対し元契約社員がアイデアを盗まれたと訴えている件を担当することになった。
大輔は、完封してみせると言ったが、甲斐は出版社は大きな合併を控えているので注意するように言った。
その後、代表の幸村チカ(鈴木保奈美)に呼ばれた甲斐は、大輔が戻ってくることを聞いていないと言われる。
そして、幸村は共同代表の上杉一志(吉田鋼太郎)の妻の容体が悪化していること、もし妻が亡くなったら上杉がファームに戻ってくると甲斐に告げた。
さらに幸村は、上杉が戻ってきたら大輔はいられなくなると続けた。
それに対し、甲斐は『そうなる前に手を打つ』と言って、幸村の部屋を出ていった。
甲斐は顧問弁護士を務める三津谷の元へ
甲斐と大輔は、顧問弁護士を務めるロケットと航空機の技術開発会社であるフューチャースカイの社長・三津谷聡(反町隆史)に会いに行った。
三津谷は甲斐と大輔に、甲斐の事務所への法外な額の顧問料の支払いが判明したと前置きして、フューチャースカイが開発したロケットや飛行機の完全無人飛行を可能にした無人航空機制御システムの売却を急ぎたいと話した。
フューチャースカイは全米最大手のロケット開発業者との業務提携の話が進んでるため、宇宙事業に一本化する予定だった。
その為、業務提携前に無人航空機制御システムを100憶で売却したいのだと三津谷は話した。
更に、三津谷はこの件がうまくいくかが、高い顧問料のテストだと思って欲しいと甲斐に通告した。
大輔は出版社・元契約社員の元へ
大輔は書店員である出版社元契約社員の吉野麻帆(玉城ティナ)の元を訪れた。
大輔は、麻帆に対してアイデアを盗まれたと思う気持ちはわかるが、頭の中で考えただけでは著作権法の保護対象にはならないと言い放った。
さらに大輔は麻帆に、『それでも訴えるというなら、こちらもしかるべき対応を取る。これで終わりにしましょう』と言って立ち去ろうとした。
しかし、麻帆は大輔を引き止めて、桜小路都(友近)の担当編集者・宮原啓子(西尾まり)に見せたと言う構想メモを大輔に見せた。
その内容は、桜小路の新作とほぼ同じ内容だった。
麻帆が小説家を目指しているのを知っていて、アイデアがあったら見せて欲しいと宮原に言われて見せたこと、それに対し正当な評価が欲しいだけだと麻帆は大輔に話した。
その後、大輔は出版社の宮原の元へ行き、麻帆は友人である宮原を信用してメモを見せたのだから、相手を黙らせたいのなら対価の支払いをするべきだと、大輔は宮原を説得した。
そして、麻帆へ和解金で解決することを大輔は連絡した。
甲斐は新たな戦略を考える
後日、大輔は甲斐と共に大手航空会社の新日空の重役である竜崎慎吾(野間口徹)に会いに行った。
竜﨑は、フューチャースカイの技術を100憶では無理だが、70憶で買い取りたいと言ってきた。
このやり取りから甲斐は、技術売却に関する情報が洩れていると気が付き、いくつかの会社での競合入札で100憶での売却を狙うことにした。
その時、甲斐の元に秘書の玉井伽耶子(中村アン)から、上杉の妻が亡くなったと連絡が入った。
大輔は聖澤と食事へ
仕事が終わって、大輔はパラリーガルの聖澤真琴(新木優子)と食事に行った。
聖澤は、自分の今後について、試験恐怖症だからこのままパラリーガルで良いかもしれないと大輔に話した。
それを聞いて大輔は、聖澤に『一番近くで支えたい。聖澤さんがどんな道を選んでも』と言って、付き合って欲しいと告白した。
聖澤は、少し時間が欲しいと大輔に答えた。
上杉の妻の葬儀
幸村と甲斐は、葬儀参列者に挨拶をする上杉の姿を遠くから見ていた。
幸村は、上杉と甲斐は似ていると言ったが、甲斐は『俺は裏切らない』と答えた。
同じように葬儀に参列していて蟹江貢(小手伸也)も、一緒に参列していた玉井や聖澤に上杉が最低の上司だったと話していた。
そして、幸村と甲斐に上杉が葬儀に来てくれたお礼を言いに近づいてきた。
甲斐は、『奥様にあなたのことが知られたらと、ずっと気になっていた』と上杉に言った。
上杉は、妻と娘と向き合って自分は変わったのだと、幸村と甲斐に話した。
更に、幸村と甲斐の2人は感謝していると言う上杉に、甲斐は、『あなたのオフィスは無い』と告げた。
しかし、上杉はまた連絡すると言って去っていった。
幸村は甲斐に、手を打つように暗に指示を出した。
その頃ファームでは、大輔が宮原と麻帆の和解交渉の場を設けていた。
大輔が提示した100万円での和解には麻帆は応じず、著者名の隣に原案者として麻帆の名前を記すように求めてきた。
それに対し、宮原は麻帆のアイデアが原案だと認めたわけではない、ただ黙らせたいだけの和解金だと言った。
しかし、麻帆は聞く耳を持たず、『友人に裏切られ、アイデアは二度と浮かばないかもしれない。』と言って、徹底的に戦う姿勢を見せた。
甲斐は上杉の家へ
別の日、甲斐は上杉の家を訪れた。
訪れた上杉家の庭で、甲斐は上杉の娘の夏美(森七菜)と遭遇し、亡くなった母親の為の花を渡した。
そして、夏美は上杉に甲斐の来訪を知らせた。
出てきた上杉は、来てくれてうれしいと甲斐に話した。
そんな上杉に甲斐は、上杉が事務所を去ってくれてほっとしたのだと話した。
甲斐は続けて、『じゃないと、奥さんにあのことを話さなければいけない。あなたが戻ると言うなら、娘に話す』と言った。
そして、最後に甲斐は上杉に『戻らない方が良い。そうすればだれも傷つかない』と言って、去って行った。
上杉がファームへ
翌日、大輔は作家の桜小路都の家を訪れ、隙を見て桜小路のパソコンから構想メモの内容を盗み見て、全て暗記した。
そして、ファームへ戻ると、そこには上杉の姿があった。
甲斐が上杉に用件を尋ねると、礼を言いに来たと上杉は言った。
上杉は、甲斐のおかげで法廷で手ごわい相手み立ち向かって行く感覚を思い出したこと、ファームに戻るつもりは無かったが甲斐が立ち直らせてくれたと話した。
そして、ファームの名前に自分の名前が残っていて嬉しかった、背中を押される気分だとと、上杉は話して帰って行った。
その後、幸村は、上杉が復帰したら弱みを握ってくる、その弱みとは大輔の存在だと甲斐に言った。
幸村は甲斐に、もう無資格の弁護士を置いておくことはできないと言うのだった。
そして、甲斐は悩んだ末に大輔を自分のオフィスに呼び、『これ以上君のセコンドにつくつもりはない』と告げた。
大輔は不満げに甲斐のオフィスを出ていった。
そして、大輔は蟹江が預かることになった。
甲斐は、蟹江のたっての希望だったと幸村に伝え、今大輔を辞めさせたら蟹江が怪しむと言った。
甲斐は、そこまでしても大輔をファームに留めておきたかったのだ。
それぞれの案件が暗礁に乗り上げる
甲斐の元にやってきた竜﨑がフューチャースカイの技術が必要だと言って、はじめと同じ70憶での買取を提案してきた。
そして、竜崎は『これは交渉ではない。あなた方はこの額で売ることになる』と強気に言った。
実はフューチャースカイの悪評が出回っていて、他の会社が入札を下りると言ってきたのだった。
また、大輔の元には、宮原から2日以内に麻帆が和解への意志を見せなかったら、マスコミに公表して訴訟に踏み切ると通達してきた。
甲斐は再び三津谷の元へ
三津谷を訪れた甲斐に、三津谷は自分の豪遊・経費の私的流用・パワハラ・暴行といったフェイクニュースが複数のメディアから流されていることを話した。
その時、三津谷に竜﨑から電話が入った。
そして、その後、三津谷は甲斐に50憶で新日空に技術を売却すると告げてきた。
甲斐は三津谷になぜそんなに焦っているのか聞くが、三津谷は甲斐の戦略ミスだと言うのだった。
そして三津谷は、顧問弁護士として最後の仕事だからこれだけは必ず成立させてくれと、甲斐に念を押した。
麻帆と出版社は解決へ
一方、大輔は聖澤の助けを借りて、あらゆる本の中から麻帆の構想メモと同じ内容を探し出した。
そして再び、宮原と麻帆との和解の場を設けた。
大輔は麻帆に、麻帆アイデアとほぼ同じアイデアが用いられている本が見つかったことから、麻帆がそれらの本からアイデアを盗用したのではないかと話した。
しかし、麻帆は盗用していないと言い張った。
そんな麻帆に大輔は、本当は麻帆は作家になりたいのではないか?と尋ねた。
そして、大輔は解決金を支払うとともに、今後麻帆が描いた作品を出版する契約を結ぶことを提案し、麻帆と宮原は同意した。
甲斐の案件も解決へ
大輔は、盗作事件の同意書をもって甲斐の元へ報告に行った。
すると、甲斐はフューチャースカイの案件は『リングを下りる。見に来るか?』と大輔に告げた。
そして、甲斐と大輔は三津谷の元へ向かった。
甲斐は三津谷に、なぜ売却を急ぐのか理由が分かったと話した。
フューチャースカイが開発した無人航空機制御システムは、他の会社の特許を侵害している可能性があったのだ。
しかも、その会社との業務提携の話が持ち上がり、特許を侵害していることがばれてしまうのを恐れた三津谷は、急いで高値で売却しようとしていていたのだった。
甲斐は三津谷に、自分にも三津谷をテストする権利はあるのだと言い、『あなたは不合格だ』と告げて立ち去ろうとした。
三津谷は甲斐と呼び止めて、顧問弁護士として最後に甲斐ならどうするかを尋ねた。
甲斐は三津谷に、お互いの企業が持つ特許を共有するクロスライセンス契約を勧めた。
それを聞いた、三津谷はこれからも甲斐の力が必要だと言った。
甲斐は三津谷に、『隠し事をしない。私のやり方に口を出さない。良心価格の見直しを』と今後の約束をし、2人は握手をした。
その頃、街頭のニュースで、新日空が虚偽の情報を拡散していたとのニュースが報じられていた。
そして、ファームに戻った甲斐と大輔が見たのは、上杉の復帰に沸くスタッフの姿だった。
それを幸村と甲斐は冷静に見ていた。
【SUITS2】1話まとめ・判明したこと
■大輔はボストンでも甲斐の指示で仕事を行っていた
■大輔の記憶力と甲斐の手段を選ばないやり方は健在だった
■共同代表の上杉は、妻の看病のために休職していたが、実は他にも何らかの理由があってファームを離れていた
