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EXIT兼近大樹の犯罪歴(前科)ともう一つの警察沙汰(窃盗)【文春全文まとめ】

2019年9月5日、お笑いコンビEXITの兼近大樹(かねちかだいき、愛称・かねちー)に文春砲がありました。

北海道にいた頃、少女売春の斡旋をしており、犯罪歴(前科)があるということです。

今回は、週刊文春が報じたEXIT兼近大樹の逮捕歴(前科)ともう一つの警察沙汰について、内容をまとめていきます。

※文春の報道後、ネットでは金庫強盗に関する新聞の写真が出回っています。

EXIT兼近大樹の生い立ち&経歴が壮絶すぎる!過去(昔)の貧乏エピソードや逮捕沙汰イケメンチャラ男のお笑いコンビとして人気急上昇中の『EXIT』。 2019年9月5日に週刊文春の文春砲で、兼近大樹さんの少女売春の斡旋...

【文春】EXIT兼近大樹の前科(逮捕歴)

2011年11月28日の読売新聞

2011年 EXIT兼近の前科(逮捕歴)

2007年、兼近は定時制高校に入学
その頃、すでに両親は離婚し、兼近は母方に付いた
それと同時に、兼近家は生活に困窮していた
2008年4月、離婚した父親が自己破産した
兼近は高校を中退し、家計を支えるため新聞配達や鳶職を始めた
兼近が18歳くらいの頃、札幌市のすすきのの大手風俗チェーン『Yグループ』で従業員として働いていた
2011年11月、兼近(当時20歳)が売春防止法違反容疑(売春の斡旋)で逮捕される

兼近大樹の少女売春あっせんの内容

2011年4月、高校3年の女子生徒(当時19歳)に、出会い系サイトを通じて知り合った男性とホテルでいかがわしい行為をさせ、現金1万5千円を受け取らせた。
女子生徒は『小遣いほしさに男性100人くらいと関係を持った』と供述。
兼近は容疑を全面的に認め、罰金刑の有罪判決を受けている。

EXIT兼近大樹のもう一つの警察沙汰(窃盗)

2012年4月23日の読売新聞

2012年 EXIT兼近のもう一つの警察沙汰

売春の斡旋で逮捕されて出所後、兼近は『すすきのの墓場』と呼ばれる場所で働き始める
『すすきのの墓場』とは、ホストクラブやメンズパブなど約70の飲食店が軒を連ねる有名なビル
兼近は飲食店のオーナーからサパークラブ『B』を任され、店長として働いていた
2012年4月22日未明、人気ホスト・A氏の自宅マンションから現金1,000万円が入った金庫がこつ然と消える事件が発生
2012年8月2日、北海道警は男4人の逮捕を発表
4人は人気ホスト・A氏の自宅に多額の現金が保管されていると知人から聞き出し、住民を装って業者を呼んで解錠させたと供述
4人は『見張り役など役割を分担した』と容疑を認めた
犯行メンバーとして逮捕されたのが、兼近と『B』のオーナーだった
兼近は『俺だけ逃げ切った』と周囲に話していた
しばらくして、兼近は『店を辞めて東京で芸人になる』と言い始めた
また、『でも、東京に行く金がないんです。自殺するって言って(女性客から)100万円くらい取っちゃおうと思うんですが、どうでしょうかね』と逃亡計画を明かしていた
間もなく兼近は上京し、吉本総合芸能学院(NSC)に入学した

4人の犯行メンバーの1人として逮捕されているのに、『逃げ切った』と発言しているのは矛盾があります。

兼近氏は窃盗事件について、事情聴取と10日間の勾留はされたが逮捕はされていないと否定しています。(後述します)

追記:金庫強盗の逮捕歴も?【写真】

2019年9月5日の文春砲道後、ネット上では金庫強盗の逮捕歴の証拠写真がアップされています。

文春の取材に対して、逮捕歴は1度だけと答えていたのですが、これだと新聞の内容と辻褄が合わなくなっています。

(しかも金庫強盗は成人後の21歳の時)

2019年10月4日の「爆報!THE フライデー」で語った内容によれば、逮捕はされたが10日間の勾留の後に嫌疑が晴れ、釈放されたとのことです。

【文春】EXIT兼近のインタビューまとめ

2019年9月1日深夜に週刊文春から突撃で取材を受けています。

その際のEXIT兼近氏の受け答えをまとめました。

EXIT兼近のインタビューまとめ

札幌にいた頃、2011年頃まで風俗店で従業員として働いていた。
その頃に売春防止法違反容疑で逮捕されたのは事実。
逮捕されたのは19歳ぐらいの頃。
簡易裁判で罰金刑10万円で出てきた。
被害者がいないということになったので、服役はしていない。

(逮捕された事件について)当時、自分はそれが普通だと思っていた。
周りが全員そうだったから、悪いことをしているという認識がなかった。
自分はお金の受け取り役ではなく、なにか事件が起きたときに助けに行くという役だった。
援助交際のお客さんがお金払わないとか、逃げちゃうとか、暴力とかがあるため。

つまり、自分は用心棒代わりだった。
用心棒をする代わりに女の子がもらったお金をちょっともらっていた。
その女の子たちはもともと暴力団のしのぎで援助交際を始めた。
しかし、上が暴力団なので、いきなりお金をくれないなどトラブルが多かった。
そういう子たちが20~30人集まって、全部自分に連絡してくるようになり、規模が大きくなっていった。
自分が元締めだったかと言われれば、元締めだったと思う。
それは自分より上の人がいなかったから。
ただ、警察側が元締めではない判断した。
自分がなにかを引っ張ってやっているわけではなく、たまたま援助交際をやっていた女の子たちが繋がったのが自分だったから。

風俗店の従業員を始めたきっかけは、女友達。
15、16歳のときからの女友達がいて、その子が18歳を超えたときに自分が風俗店で働いていたので、一緒に働き始めた。
その時はそれが当たり前になっていた。
『そういう人生なんだ』って思っていた。
実際に逮捕されたとき自分は店長だったが、それが駄目なことだと初めて知った。
そこで始めて法律の大切さを知った。

翌2012年の窃盗事件については、自分が逮捕されたというのは絶対に嘘。
それは逮捕歴調べてくれれば、絶対にわかる。
自分が働いていたバーがあって、その店のオーナーが窃盗で捕まっている。
窃盗事件の共犯者でもない。
でも、自分を含めた従業員全員、事情聴取はされた。

窃盗事件は「B」のオーナーらが計画し、実行に移した。
警察に共犯の可能性を疑われたため事情聴取をされたが、10日間の勾留の末に嫌疑が晴れ、保釈された。

窃盗事件は濡れ衣だった。
警察から『関係している人たちが全員悪い人たちだから』という理由で疑われた。
自分は当時、一緒に育ってきた周りが不良グループだった。
当時付き合っていた小学校からの同級生がみんな不良だったので、東京に飛んできた。
自分は死んだことにして全員(関係を)切って東京に来た。
芸人を志したきっかけは、勾留中に読んだピースの又吉さんの『第2図書係補佐』。
勾留期間中に警察の人から『ここから出たら、全員切って東京に行け』と言われた。

『B』で働いていた頃、『自殺する』と言って女性客からお金を借りたのは完全な嘘。
上京後は、バイトを無茶苦茶している。
全部やり直そうと思ってお金を持たずに裸一貫で来ているので、派遣でイベント会社をしたり、居酒屋もしていた。
上京した頃は、家賃2万円の中国人寮に住んでいた。

正直、(逮捕歴は)いつか絶対バレるとことなので、吉本にはずっと話していた。
絶対誰か気づくので、それが今、文春さんが知ってくれたっていうことが正直嬉しかった。
『やっと今、言えるんだ』って思った。
吉本からは『誰にも言うな』『絶対ダメ』って言われていた。

まとめ

今回は、2019年9月5日にあったお笑いコンビEXITの兼近大樹さんに対する文春砲についてまとめました。

兼近さんの今後の活動はどうなるかは分かりませんが、スポンサーや視聴者対してイメージを悪くしたのは事実です。

しかし、インタビューの受け答えは正直に答えており、とても潔いと感じました。

しっかりと反省しているようなので、今後のEXITの活躍を期待しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。